オフロードにも [車・バイク]
日本の道はほとんど舗装されているが、ちょっと山に行くと未舗装の林道が出てくる。
やはり自然に分け入るほうがアドベンチャー感が出るものだ。
私道だと無許可で入ってはいけないが、普通の市道などでも砂利道になったりする。そういう時にはオフ車がやはり良い。(今回はバイクの想定)
舗装路と何が違うかって、とにかくグリップしない。
普段の道でタイヤが滑るなどということはマンホールの上以外ではないので、慣れていないとおっかなびっくりで、歩いているくらいのスピードしか出せないが、スリップするのが当たり前だという感覚に慣れてくると、こんなに面白いものもない。
タイヤがブロックパターンならなんだかんだ路面に追随してくれるので、石の凹凸で滑りながらも前に進んでいくのだ。
オフ車はオンロードでは頼りないパワーと情けないグリップしかしないが林道に入った瞬間、見違えるようにぐいぐい進む。逆にオンロードで無敵だったレプリカは林道では恐ろしいほど無力になる。
きちんとかかとでバイクをホールドし、上半身の力を抜いて自分の腕やひざもサスペンションのような感覚で乗ると、少々体の下でバイクが暴れようが気にならない。むしろドリフトするほうがおもしろくなってくる。
ワインディングをハイスピードで遠心力を感じながらリーンしてコーナーを次々クリアしていくのもすごく楽しいが、オフロードも刻々と変わる路面状況と対話しながらマシンと格闘し、つぎつぎにギャップをクリアするのも本当に楽しい。
可能であればオンロード・オフロードそれぞれのマシンを所有することをお勧めする。
乗り物に夢中になるということは、最高の快楽だ。
タグ:オフロードバイク
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2016-03-19 22:03
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