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パリ-ダカールラリー、それは冒険家の夢から始まった。 [車・バイク]

毎年末~年明けにかけて開催されるダカールラリー。

これこそ、世界で最も有名な真の冒険者のイベントかもしれない。

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1978年から始まり毎年行われているラリーレイド大会であり

ライダーのティエリー・サビーヌが創始した。

「参加者には挑戦を、観戦する人々には夢を」

彼が構想したのは、

フランスパリからセネガルのダカールまで10000kmにわたる、壮大なレースだった。


彼は第一回の出発時にあたり、言葉を残した。

「私にできるのは、“冒険の扉”を示すこと。扉の向こうには、危険が待っている。扉を開くのは君だ。望むなら連れて行こう。」

「なぜ走るのか? そう、その自問自答こそ、ダカールまでの生きるエッセンスなのだ。」

砂漠の気候は過酷で、ハイスピードで走る車は常にアクシデントと隣り合わせだ。

その中で、2輪・4輪で誰よりも早くゴールするレースをおこなう。

普段の生活ではまずありえないほど危険な環境に、なぜ望んで自らを置いてしまうのか。

その魅力はなんなのか。



それはただ一つ、「生きている実感」が欲しいのだと思う。

困難に置かれてもなお、屈しない自分の意志を確認したいのだと思う。



自分の限界まで試す機会は、人生の中でもそう多くはない。

失敗が怖いからと言って、挑戦をしないものには「生きている実感」は感じることができない。



四十路の自分は常にサビーネの言葉を噛みしめるべきだと思った。


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