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ずいぶん洗練されてきた、韓国車のデザインに思うこと。 [車・バイク]

最近韓国に行く機会があったのだが、韓国車のデザインの進化に驚いた。
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日本車ではミニバンやコンパクトカーが人気だが、韓国ではほとんどがセダンだ。

そんな中、主力はミドルクラスの「ソナタ」、大型クラスの「ジェネシス」のようだが

デザインだけで言えばほぼ欧州車、日本車と肩を並べたと思う。

ぎこちない面構成や変なディテールはなく、キャラクターの強さと全体のまとまりは

かなり良いバランスだと感じた。セダンだけで言えば日本よりも良い。

とはいえよく見るといろんなメーカーのいいとこどりをしている感は否めず、

「こっちの面はBMW」「こっち側はベンツ」「このディテールはアウディ」など

ネタ元が結構見え見えなのは気になる。

ただ、それも次世代になればもっと独自性が高まってくると思うのでさらにレベルは上がるだろう。

中身や信頼性はまだいまいちとはいえ、日本車もうかうかしてられない。

何を特徴として勝っていくのか、はっきりさせなくてはならない。

ふた昔前はデザインは2流だが電子制御や信頼性はダントツ。

一昔前はデザインは普通、安くてハイパワーなジャパンロケット。

現代はデザインはちょっとマニアック、ハイブリッド車やミニバンの使い勝手となっているが、

この次の策が見えない。自動運転も先行されているし、プラグインもドイツ車に負けそうだ。

デザインもマツダが一人気を吐いているものの、その他のメーカーは相変わらず薄っぺらい。

ここはやはり原点に返って「道具としての最高級」な車を創るべきだろう。

軽トラ、ハイエース、プロボックス、ジムニー、ランクル、カローラ
フォレスター、先代キューブ、ネイキッド、フリード、デリカD-5、ホンダS660、ロードスター。

他人に自慢するための見栄のカタマリでなく、生活や趣味の相棒として手になじむ最高の道具。

普通のものを見栄え良く安く作るのは韓国や中国に任せ、

ハイブランドやスーパーカーはドイツ・イタリア・イギリスに任せよう。

極限状況でもぶっ壊れない信頼性と細々と痒い所に手が届く使い勝手こそ、日本の価値だ。

燃費はもちろん大事だがそれだけを考えるのではなく、暮らしの価値をどう高めてくれるのか。

日本のメーカーたちにはそろそろ思い出してほしいものだ。
タグ:韓国車


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