ブレーキング キングを目指して [車・バイク]
乗り物の運動の種類としては「走る」「曲がる」「止まる」に分類される。
ただ、この中で一番手段が多いのは実は「止まる」である。
走る=「加速する」は
能動的手段は「アクセルを踏む」しかない。
受動的手段は「下り坂を下る」「追い風を受ける」「追突される」などが考えられる。
曲がる=「向きを変える」は
能動的手段は「ステアリングを切る」「荷重を移動させる」
受動的手段は車であれば「左右タイヤ接地面のミューが変わる」「横風を受ける」「側突される」などが考えられる。
止まる=「減速する」は
能動的手段は「フットブレーキを踏む」「パーキングブレーキを作動させる」「スロットルオフしてエンジンブレーキを掛ける」「操舵してドリフトする」さらにバイクなら「身体を起こす」ということも入る。
受動的手段は「向かい風を受ける」「登り坂を上る」「路面抵抗の大きな道を走る」「正面衝突する」などがある。
こうしてみると、スピードを増すより減らす方が選択肢が多いのだ。
つまりそれだけ極めるのが難しい。
特に下り坂カーブのフルブレーキングなどは適切なブレーキングポイントを図るのが難しく、苦手意識が出やすい。
ブレーキングを習得するには要素を分けて考えると良い。
まずはフットブレーキで意のままに減速する練習を平地でおこなう。具体的には信号に引っかかったとき、踏力一定で自分が思った場所に正確に止める練習をする。
同じスピードだけでなく、止め初めのスピードを5km/h単位で変えていき、どんなスピードからでも正確に止めるように練習する。
できればABSが効く領域がどれぐらいのスピードか、踏み方によって制動距離が変わるかも確認する。
バイクの場合はフロントブレーキが相当する。ロック寸前までの握力と握るスピードをいくつか試す。ただし、転倒の恐れがあるので慣れるまでは20km/h程度からにする。
次にエンジンブレーキで同様に練習する。4速→3速→2速とフットブレーキを使わずに減速し、
1速まで落としたらフットブレーキを併用して止める。
MT車ならヒール&トゥ、マニュアルモード付ATは単にパドルダウンする。
さらに、路面ミューが低い砂利道や雪道などで40km/hくらいでサイドブレーキの練習をする。一気に引く、半利きにする、まっすぐの時に引く、ステアリングを切って引くなどで挙動を確認する。
その際、ドリフトによってスピードが落ちることも確認する。
バイクの場合はリアブレーキが相当する。ロックするまでどのくらいの力がいるか、踏力とスピードのパターンを試してみる。
様々なブレーキ手段を使ったとき、何をどのくらい入力すればどのくらい減速するかを体で覚えてくると、減速力の見極めがついてくるので思ったところに思ったスピードまで意のままに落とすことができる。そうすると余裕がでてくるので、「次はどういう組み合わせで減速しようか」と考えることができる。
ブレーキングが得意になると、ドライビングやライディングが楽しくなること請け合いだ。
ただ、この中で一番手段が多いのは実は「止まる」である。
走る=「加速する」は
能動的手段は「アクセルを踏む」しかない。
受動的手段は「下り坂を下る」「追い風を受ける」「追突される」などが考えられる。
曲がる=「向きを変える」は
能動的手段は「ステアリングを切る」「荷重を移動させる」
受動的手段は車であれば「左右タイヤ接地面のミューが変わる」「横風を受ける」「側突される」などが考えられる。
止まる=「減速する」は
能動的手段は「フットブレーキを踏む」「パーキングブレーキを作動させる」「スロットルオフしてエンジンブレーキを掛ける」「操舵してドリフトする」さらにバイクなら「身体を起こす」ということも入る。
受動的手段は「向かい風を受ける」「登り坂を上る」「路面抵抗の大きな道を走る」「正面衝突する」などがある。
こうしてみると、スピードを増すより減らす方が選択肢が多いのだ。
つまりそれだけ極めるのが難しい。
特に下り坂カーブのフルブレーキングなどは適切なブレーキングポイントを図るのが難しく、苦手意識が出やすい。
ブレーキングを習得するには要素を分けて考えると良い。
まずはフットブレーキで意のままに減速する練習を平地でおこなう。具体的には信号に引っかかったとき、踏力一定で自分が思った場所に正確に止める練習をする。
同じスピードだけでなく、止め初めのスピードを5km/h単位で変えていき、どんなスピードからでも正確に止めるように練習する。
できればABSが効く領域がどれぐらいのスピードか、踏み方によって制動距離が変わるかも確認する。
バイクの場合はフロントブレーキが相当する。ロック寸前までの握力と握るスピードをいくつか試す。ただし、転倒の恐れがあるので慣れるまでは20km/h程度からにする。
次にエンジンブレーキで同様に練習する。4速→3速→2速とフットブレーキを使わずに減速し、
1速まで落としたらフットブレーキを併用して止める。
MT車ならヒール&トゥ、マニュアルモード付ATは単にパドルダウンする。
さらに、路面ミューが低い砂利道や雪道などで40km/hくらいでサイドブレーキの練習をする。一気に引く、半利きにする、まっすぐの時に引く、ステアリングを切って引くなどで挙動を確認する。
その際、ドリフトによってスピードが落ちることも確認する。
バイクの場合はリアブレーキが相当する。ロックするまでどのくらいの力がいるか、踏力とスピードのパターンを試してみる。
様々なブレーキ手段を使ったとき、何をどのくらい入力すればどのくらい減速するかを体で覚えてくると、減速力の見極めがついてくるので思ったところに思ったスピードまで意のままに落とすことができる。そうすると余裕がでてくるので、「次はどういう組み合わせで減速しようか」と考えることができる。
ブレーキングが得意になると、ドライビングやライディングが楽しくなること請け合いだ。
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