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フェルスタッペンと親子の夢 [車・バイク]

先日のスペインGPでレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが
史上最年少の若さ18歳で初優勝を遂げた。

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このGPの直前まで下部チームのトロ・ロッソのドライバーだったが、

それまでの好ドライブとクビアトの連続失態によって、いきなり交代となった初のGPだった。

初めてのチーム、マシンにも関わらず、フェラーリ勢を上回る予選4位をたたき出し

レース開始後にメルセデス2台がつぶしあったあと、するりと運をつかみ

背後にフェラーリのライコネンが迫って攻め立てても動揺せず、トップを走り切った。



時代が変わる瞬間とは、こういうことなのだろう。

セナが現れたとき、シューマッハが現れたとき、アロンソが現れたとき、ハミルトンが現れたとき。

それぞれ、初優勝はドラマチックだった。

凄腕ぞろいのF1ドライバーの中でもさらにとびぬけた力を持ち、

かつ飛び込んできた好運はしっかり握って離さない。


もちろん、今後も実力を発揮しつづけなければならないが

F1で勝利したことのあるドライバーとないドライバーでは天と地ほども差がある。



彼の父親は元F1ドライバーのヨス・フェルスタッペン。

だが、正直よく知らなかった。

表彰台には登ったらしいが、一度も優勝したことがないドライバーだったからだ。

だが、引退してからも息子に夢を託し、二人三脚で道を切り拓いてきたのだろう。

自分が成し遂げられなかった優勝を、これほどまでにドラマチックに成し遂げるなど

まったく思いもしていなかっただろう。

子をもつ親として、うらやましい気持ちと、それまでの苦労にたいしての称賛の思いがある。

美しいドラマを見ることができ、充実した週末だった。
タグ:F1 初優勝


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