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クルマのブランドとファミリーフェイス [車・バイク]

乗用自動車の場合、主にフロントグリル周辺で特徴となる共通デザインをしていることがある
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メルセデス・ベンツのスリーポインテッドスターやBMWのキドニーグリル、アルファロメオの盾

ロールスロイスのパルテノン神殿風グリルなどが有名。

最近ではアウディのシングルフレーム、レクサスのスピンドルグリル、

マツダの5ポイントグリルなど。

クルマに詳しくない人でも見わけがつくように、ブランドのアイデンティティを表現する

記号デザインなのだが、印象が強いだけに諸刃の剣となる。

メリットは、その要素を入れるだけで他社のクルマとの差異が出せるが

デメリットは前モデルや他のグレードとの差異が出しにくいこと。

良くも悪くも車は耐久消費財のため、新しさを演出しなければならない。

なので、最近はグリル部分にも手を入れるパターンが増えてきた。

個人的にはグリルデザインを共通化させるのは賛成だ。

クルマは単なる道具でなく、嗜好品でもあるので、その会社の歴史を含めた「ブランド」に

所有感の価値を認めるからだ。

たとえ同じ500万円のクルマだとしても

「Aさんがトヨタに乗っている」と聞いてもなんとも思わないが

「Aさんがベンツに乗っている」と聞くと、おおっと思う。

たとえAクラスであってもSクラスであっても、ファミリーフェイスでブランドのイメージ統一を

図っている限り、「おおっ」と思うのだ。

その意味で、最近のマツダのファミリーフェイス統一は見事だと思う。

デミオであっても高級感を感じ、ヴィッツやマーチより1クラス上に思えるのだ。

キャラを立てるというのはつくづく大事だ。


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