ボディタイプと靴

車のタイプを靴に例えてみると、意外にしっくりあてはまる。

例えば、軽自動車はサンダル。近所に出かけるのにぴったりだし、値段も手頃。

でもこだわり度の高いものは値段も高い。

クーペはバックスキンの靴。オシャレだが、実用性は低め。

セダンはビジネスシューズ。フォーマルにもカジュアルにも使える。

ワゴンは皮スニーカー。ガンガン歩くのにも使えるし、スタイリッシュにも決められる。

ハッチバックは布スニーカー。カジュアルに、気取らず使いやすい。

実用性重視で長距離移動やレジャーに向いている。

SUVはワークブーツ。最近は街中でも良く履いている。

オープンカーはハイヒールのサンダル。

ミニバンは、スリッポン。あまり深く悩まなくても、いろんなライフスタイルにマッチする。

クルマは実用性と趣味性のバランスだと思うが、人によって嗜好が大きく変わるのがおもしろい。

金持ちならば、靴を履き替えるように気分によってさまざまなボディタイプの車を

乗り換えるのだろう。

下駄箱に並ぶ靴を眺めるがごとく、ガレージに車をずらっと並べてみたいものだ。