バイクでの冒険その２

バイクで出かける冒険は、車よりも事前の準備が大切だ。



体がむき出しであるということは自然をより身近に感じるメリットがあるが、同時に環境の変化に対応するのが大変だというデメリットがある。

ヘルメットは必ず試着して決めたい。車のシートベルトよりもさらに命に直結するものなので、出すスピード如何にかかわらず、安全性は最高規格のものにすべきだ。

シールドは自分の好みと視界に合わせよう。なお、ミラーシールドは何気に他人に迷惑だ。
次はライディングウェアだが、長袖・長ズボンは必ず着用したい。

転んだらアスファルトがおろし金になるということを考えると、
チノパンやジーンズでもまるで役に立たない。
最低でもパッド入りのジャケットやパンツ、できれば革製のウエアが良い。

次にグローブ。アクセル・ブレーキ・クラッチという重要な操作をするので、
試着して指の動きを妨げないか、また転倒時に手をついても大丈夫なように
パッドが入っているかなどが重要。

最後にブーツ。くるぶしまで保護をするハイカットが良い。
足のサイズはもとより、ギアチェンジやリアブレーキがスムーズにできるよう、
足首の曲がりやすさもチェックしたい。
ゴアテックス仕様なら突然の雨でもかなり対応できる。

すべてにおいて、いわゆるバイク専用ウェアが優れているが、
ファッション性に欠ける場合もあるので、安全リスクや機能性が落ちるのは承知の上で、
一般アパレルを選んでもよい。

なんだかんだで10万円は軽くかかるので、財布と好みと機能性のバランスを見て決めよう。

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