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世界最高水準、ドイツの車たち [車・バイク]

自動車というのは高度に発達した工業技術がないと作れない。

世界でも生産できる国というのは非常に限られているが、中でも水準が高いのがドイツだ。
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世界最古の車を創ったダイムラー・ベンツをはじめ、BMW、アウディ、フォルクスワーゲン、

ポルシェ、オペルなどがあり、それぞれが個性のある車づくりをしている。

ドイツ車の特徴としては、ロジカルな思考に沿って作られた誠実で無駄のない構造

アウトバーンやニュルブルクリンクに代表される車に厳しい走行環境で鍛えられたセッティング

面白味はないが骨太で重厚なデザイン

などがある。

対照的なのがイタリア車で、同じくらいの工業レベルにも関わらず、まったく性格が違う。

機能的vs官能的、秀才vs天才といったところか。

どちらかというと手工業的なのがイタリアで、機械工業的なのがドイツという感じだ。

純粋な良し悪しというのは単純に比較できず、好みという他ないのだが

「移動」が主ならドイツ車、「走り」が主ならイタリア車を選択して間違いない。

ちなみに日本車は「道具」や「部屋」として、フランス車は「普段着」として

イギリス車は「ジャケット」として、アメ車は「シェルター」として選択すれば間違いない。

ドイツ車はほかの国の車に比べて車に対する「哲学」や「思想」のレベルが深く、

各部が突き詰めて考えられている。(そのロジックが面白味のなさにもつながっているが・・・)

ただ、まじめ一辺倒ではなく時々トチ狂うことがある。

少し前のベンツ500Eなどが典型的で、2L級のボディにポルシェチューン5LV8エンジンをぶち込み、

大径極太タイヤとオバフェンで仕上げた弩級セダンをカタログモデルとして出してしまう。

これは茶目っ気なのか狂気なのか。

ゲルマン気質というのは東洋人には計り知れない部分があるが、一種魅力があるのは間違いない。


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